ベイルインとは
これまでのよう国が税金を投入して救済するのではなく
破綻寸前の銀行が顧客である預金者のお金を奪ってそのお金で銀行を救済することを言います。
2016年1月1日をもって、全てのヨーロッパの銀行で「ベイルイン」制度が発動されます。
次の金融危機の際に
金融機関の破綻処理にヨーロッパでは
公的資金ではなく「ベイルイン」制度が活用され
世界中の銀行で活用されるためのテストランとなっております。
イタリアでは、劣後債を購入する年金生活者が多いため、今回多くの年金生活者が犠牲となりました。
11月末には、預金の全て(10万ユーロ)を失った年金生活者の首吊り自殺が報道され、イタリアで問題となりました。
自殺した年金生活者は、50年間顧客であった銀行の債権を保有していたため、全てを失い、銀行により自殺に追い込まれた手紙を残していった経緯もあります。
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2016-04-11/O5G5IS6S972D01