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揉めない対策

争族になる前に事前に準備できるものはいったい何でしょうか。




遺言書を作成する

遺言書には渡したい人に渡すことが出来るので、その人の想いが伝わる第一の手続きになります。  例えば、ご家族で、身体に障害を持っている人が居たとしたらどうでしょう。 ご両親はきっとその子どものことが心配で自分が亡くなっても安心して暮らせる準備をしていたとしたら、その子どもに渡す分を多くしたいと思います。嫁に行った娘は年に一度も返ってこない。 長男の嫁が長男の認知症の母親のめんどうを見ていたとしたら、父親はどう思うでしょうか。

財産の評価

相続財産の評価が不正確だと、不公平な遺産分割の原因になる可能性があります。不動産を幾つかお持ちの方は一度専門家により評価を受け現状を把握してみる事もお勧めいたします。



家族間のコミュニケーション

そもそもご家族との関係性はどうなっているでしょうか。これは、子育てしているときからの家族間の関係性が重要となってきます。お盆やお正月に、ご家族顔を合わせる機会にいちど、皆さんで話しあってみることが必要ですね。そんな時は、皆さんで同じエンディングノートを一緒に書いてみる事をお勧めいたします。 エンディングノートは、病気になったらどうしたいのか。 何かあった時に誰に連絡してほしいのか。産まれた時の状態から、名前を付けた由来など、ワイワイお話をしながら書かれると、お互いに何をしておけばいいのか、見えてくることもあります。

弁護士や専門家の助言を受ける

相続に関して、判らない事があれば、お近くの専門家にご相談下さい。と言っても、お金のことは税理士、不動産の評価は不動産鑑定士、遺言書や不動産名義書き換えは司法書士、揉めそうになったら弁護士など、一般の人は誰に連絡をすれば良いのか判らないことが多いと思います。私たち相続診断士は一旦みなさまの、相続に関するお悩みをお聞きして、必要な士業につなぐことをしております。

遺産分割

役割相続というのがあります。 遺言書の所でも書いておきましたが、お金を均等に分ける事がすべて正しいわけではないと考えます。家族の面倒を見て、先祖代々続いた家やお墓も守る人は、家を出て行った人と同じ分け方で良いのでしょうか。これもご家族により考え方が各々違ってきますので、そのご家族がに会う方法で遺産分割されればいいと思います。

早期の対策

相続についての対策は早い段階から考えておくべきだと感じています。亡くなってからでは対策は出来ない為、出来る事は早めに計画しておくことが重要です。

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